プロジェクト

 ピージーは、医療分野を専門としたデザイン+コンサルティング会社です。医療情報の設計・構築と編集をコンセプトとして、グラフィックからウェブ・映像まで総合的にディレクション・プロデュースいたします。医療分野以外もご依頼があったものに関してご相談に乗らせていただいております。ロゴタイプやホームページ、リーフレットなど単一の案件からでもお気軽にご相談ください。

みえる“モノ”を通して、みえない“コト”をデザインする

 デザインという概念が拡張されつつある現代において、成果物を自己の作品とみなすような芸術と混同される作家主義的な自意識は前時代的な神話でしかありません。形が見える成果物はデザイナーの作品ではなく「クライアントのため」「必要とされる期間」社会の中で機能を果たすための一手段に過ぎないのです。

 デザインは原義として「計画・設計」であり、その動的なプロセスとコンセプトにこそ意味があります。その場限りにおいても、あるいは形が消えても機能は残り、役立ってこそデザインです。標本箱の蝶のように「作品」として閉じ込めれた成果物は、美しくとも「かつてデザインであった遺物(relic)」に過ぎず、目の前にある新たな問題を解決するために役立つ「生きたデザイン」ではないのです。

〈成果物の著作権に関して〉

 近年、著作権に関するトラブルが急増していますが、弊社では「デザインはクライアントのために存在する」という理念のもと、弊社に著作権を残しつつ成果物を自由にご使用いただくか、著作権を譲渡した方がスムーズか、安心してご使用いただけるようにプロジェクト開始前に明確にさせていただきます。