D&AD Awards 2015展を観ました 仕事で近くまで行くので、汐留のD&AD賞の展覧会を見てきました。 D&AD賞とは英国で行われている国際的にも評価が高い広告賞で、非常に幅広い分野においてデザイン・広告を評価することも特徴です。展示スペース自体はそこまで広…
「デザインで商品を選んだりしない」 医療という業界柄というわけでもないのですが、「製品やサービスをデザインで選んだりしないよ」とおっしゃる方がいます。私も大いに賛成です。メディカル分野において、広告やタレントが素敵だったから製品を選んだと言われては、それを使われる患者さんもド…
「普通のデザインでいいです」 メディカル分野に限らず、お客様の中には「普通でいいから、好きにやってほしい」と頼んでくる方がいらっしゃいます。世の中の多くの人は「ものすごいデザイン」を期待しているわけではなく、「普通でいい」と考えているのだと思います。無論、病院やクリニッ…
倉俣史朗の椅子の前で考えること 先日、倉俣史朗のニュースを久しぶりに見た。 「ミス・ブランチ」には、作られてから30年近く経った今でも、デザインの再定義を促す力がある。 椅子は、機能的であることが重要なのか。 座り心地がよいことが重要なのか。 あるいはただ部屋の飾りとして…
自分のことは自分がよく知っている デザイナーの能力には、お客様と一緒に答えを探すコミュニケーション能力が含まれます。しかし、「そんなことは自分でできる」「それより早く効く広告やアイディアを」とおっしゃる方もいらっしゃいます。予算や締め切りなど与えられた条件もありますが、効く…